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一刻の猶予も許されません。 [ソマリアに緊急支援を]

首都モガディシオからの報告

国境なき医師団(MSF)の緊急対応コーディネーター、デビッド・ミチャルスキーと、プログラム責任者サイード・ハッサンは、ソマリアの首都モガディシオで緊急対応活動を立ち上げて帰国したばかりである。このインタビューでは、首都の人道面の状況とMSFの初期段階の対応について2人が報告する。


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市内のいたるところに避難キャンプが

ミチャルスキー:7月31日に2人の同僚とモガディシオに着いてすぐ、私たちは避難民キャンプの状況を見はじめました。避難民キャンプはモガディシオ市内のいたるところにあり、数世帯だけのものから数百世帯が集まっているものまであります。モガディシオ市内の空き地の大部分は、そうした人口過密なキャンプに変わっていました。

ハッサン:どこか1つ通りを歩くだけで30~40もの混雑したキャンプを目にします。大抵は避難民が自ら建てた小屋があり、その間は歩くすきまもないほどです。トイレがあるキャンプもありますが、ないところがほとんどです。あちこちのキャンプを訪問している間に、食べ物が十分になく寝具に使えるものもないためにキャンプの外で物乞いをしている人が多くいると聞かされました。どこのキャンプでも、重い病気でただ地べたに横になっている人を見かけます。

人びとは大挙してモガディシオに来ました。干ばつのため、家畜が死んで生活が成り立たなくなったからです。多くの人には、国際機関がソマリアに送っている食糧は、まだ届いていません。援助の手がまだ達していない地域に住んでいるからです。

栄養失調、はしか、コレラ――避難民の医療ニーズ

ミチャルスキー:すぐにMSFが取り組むべき優先課題は3点あるとわかりました。はしかにかかった人が多くいたので、治療と予防のプログラムを、ビニールシートや石けんといった救援物資の配布と並行して開始しました。栄養失調の人も多くいました。多くは非常に具合が悪い子どもです。そこで、栄養補給センターと入院栄養治療センターを開院し、現在ここで最も深刻な栄養失調状態にある人が24時間体制で看護を受けています。

また、急性の水様性下痢とコレラの治療にも力を入れています。コレラ検査に陽性反応が出た人が何人もいたことと、急性水様性下痢と脱水症状の人は確実に多数いることから、コレラ治療センター(CTC)を設置して対応しています。ニーズは本当に膨大です。

ハッサン:キャンプに住む人びとと話すと、人びとが何を必要としているかは質問するまでもありませんでした。まずだれもが口をそろえて食糧、住まい、医療が必要だと言いました。モガディシオには病院もかなりありますが、無償ではありません。旧国立病院はどこもみなお金がかかりますが、キャンプにいるほとんどの人はお金がなく、あったとしてもごくわずかです。私が会ったある女性は、病気になって14日経つけれどもお金がないので病院には行けない、と話しました。

MSFの活動、今後の展望

ミチャルスキー:状況を見てすぐに必要な物資を運ぶことができました。ナイロビにある拠点から取り寄せたほか、ベルギーのブリュッセルにある物流センターが物資を満載した2機の飛行機をソマリアに飛ばしてくれました。しかし、モガディシオの状況の全容を把握することは困難です。治安が悪く、移動は制限されているからです。

今後の展開についてですが、MSFはいくつかの大きな困難に直面すると思います。現地の状況はかなり悪く、当分の間はよくならないでしょう。今回の収穫は不作でしたし、今後数ヵ月間も厳しい見通しです。ニーズの規模の大きさと、状況が悪化する可能性が高いという事実は、20年前から引き続き援助活動を妨げている極度に不安定な治安と同様に、非常に憂慮すべきものです。私たちは、危機に瀕した人びとが確実に助けを得られるように、活動しつづける必要があります。

ハッサン:これは緊急事態であり、敏速に動く必要があります。一刻の猶予も許されません。

<フォトギャラリー>
エチオピア:飢えと紛争に追われて――ソマリア難民キャンプからの声
           http://www.msf.or.jp/news/photo/country/cat530/5296/index.html


※国境なき医師団(MSF)のホームページより

  国境なき医師団(MSF)は、非営利で国際的な民間の医療・人道援助団体です。
  危機に瀕した人びとへの緊急医療援助を主な目的とし、
  医師、看護師をはじめとする約4,700人の海外派遣スタッフが、
  約2万400人の現地スタッフとともに世界64ヵ国で活動しています(2009年度)。

  国境なき医師団:http://www.msf.or.jp/news/2011/08/5285.php

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今、私達に出来る事をしましょう。

「今、出来る事を真心を込めて繰り返して行く。」

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